血スジ
天然皮革は一枚ごとに表情が異なり、そこが味わいでもあります。「治りキズ」や「血筋」「シワ」が入っていて当たり前、それこそが天然皮革の特長です。とはいえ、できるだけきれいな部位を裁断し製品に仕上げていますが、どうしても人工皮革のように表面が均一というわけにはいきません。
中でもスムースの革は、血筋やシワが目立ちやすいと言えます。ボルサやクラシコは目立ちませんが、それでも多少は避けられません。その点をご理解の上、ご予約いただければ幸いに存じます。
底板は、万が一錠前修理(交換)の際に対応しやすいよう、着脱可能になっております。
ご使用中に外れる場合もありますが、その場合はお手数をおかけしますが、両面テープなどでの接着をお願い申し上げます。
「ワンタッチ錠前は壊れやすいのでは?」というお問い合わせをいただくことがございます。弊社ではおよそ20年前から採用している実績があり、これまでのデータでは、年に数件の故障がみられるものの、通常使用での故障は皆無です。故障の原因のほとんどは、重い荷物が入った状態で、固いコンクリートの上に落下させた場合などです。とはいえ、万が一故障をしても錠前についてはすべて無料修理(交換)とさせていただいておりますので、ご安心ください。
モギオリジナルランドセルは、すべて防水加工になっております。雨天時に濡れても安心です。
もし濡れた場合は、乾いた布で拭きとり、その後は、直射日光を避け、自然乾燥をしていただきたく存じます。
通常は、特にお手入れの必要はございませんが、もし汚れがひどい場合は、水を固く絞った布巾等でふき取ってください。その際、アルコール系の薬品などをお使いになると、ツヤがなくなるなどトラブルの元になる恐れがあるのでおやめください。
また、それでも効果のない場合は、消しゴムを利用し汚れを落とす方法もございますので、お試しくださいませ。その他、ペンキが付いてしまった、何かわからない汚れがついてしまったなどの際は、弊社までご相談くださいませ。
モギでは、10年以上前に「安全ナス管」を採用していた時期がございました。ところが、不意に外れてしまい、下げていた荷物などを紛失してしまったというトラブルが散見されました。その後、修理の際に、固定式ナス管に変更を依頼されるお客様が多くいらっしゃいました。
検討を重ねた結果、固定式で事故につながった事例は聞かれないことからも、以後モギでは固定式を採用するに至っております。
かぶせ鋲を変えて欲しい。ナス管に変更して欲しいなどといった仕様変更につきましては、基本的に承っておりません。また、モギオリジナルランドセルは、全体のフォルム、ディテール(細部)に至るまで、完成されたデザインとなっております。一部を変更することで、調和が崩れる恐れがあります。何卒、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。